王子入院す

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現在、大晦日の午後10時半。
家に一人で静かに過ごしている。

実は王子は先週体調を崩し、胃腸風邪と脱水症と判断されそのまま入院した。
すぐに回復・退院するかと思いきやなかなか治らず、結局病院で妻と年を越し、
明日(元日)に退院することになった。

家のすぐ裏の病院だったので比較的苦労しなかったけれど、
それでも交代での付き添いは決して楽ではなかった。
しばらく家で静養だけれど、3人で慣れた家で過ごせるのは心底有難い。
やっぱり病院って何か特別な(心身を減耗させる)雰囲気がありますね。

さて大晦日ということで本年の総括と来年の目標を書いておきたい。

往く年は着任2年目で、人事も絡む部局内のゴタゴタは収束したものの、
その余波をかなり正面から受け、また育児が大変になったこともあって
あまり自分の時間が取れなかった。それを理由にしたくはないけれど
論文も十分に書けなかった。授業の準備も決して十分ではなかった。
いまこうして王子が入院中の年末の方が時間があったくらいだ。
それでもこのままではまずいと思って何とか学会発表を行ってきた。
また、院生指導もかなり時間をとってやってきたつもり。
まあ、5段階でいえば丁度中間くらいでありましょうか。

さて来る年はとにかく自分の時間を確保し、例えば毎日1コマだけでも
図書館で過ごすような生活を望む。幸い来年度はいまより時間割の
散らばり具合がそれをするには好都合で、カケンヒもあることだし何とか
研究ベースの1年としたい。特に国際学会と英語論文の発表を目標に
したいところ(実はそれらの締切が2月・3月くらいに迫っている)。
授業は冬休みにシラバスを完成させ、春休みに配布プリントまで含めて
万端な準備をしてしまおうかと思っている。そうすることが結局、
研究ベースの毎日を保証するのだと思う。何とかやってみよう。

それでは皆様良いお年を。