停滞期脱出?

夏に開催される国際学会のcall for papersに応じ、論文概要を送付した。
(本文は間に合わなかった)

昨年9月の王子出生以降、論文2本と資格試験1つを断念してきた自分に
とって(学科内の混乱もかなり影響したけど)、研究を再び軌道に
乗せる上で象徴的なことだ。同時にこれは育児の負担が軽くなってきた
ことも意味するのではなかろうか。

確かに昨年度は苦し紛れに2本の論文を書いたことは書いたけど、
どちらも日本語かつ学内雑誌への発表であり、当初宣言した国際学会および
国際査読紙への本格的な進出は達成できなかった。
そういう意味で今回のが通れば停滞期を脱するよいきっかけになると思う。

でも久々に書く英語論文は、そもそも英語的思考が鈍くなっていたことも
あり、錆付いた外郭をバリバリと引き剥がしながら英語的発想を
思い出すような苦しいプロセスであった(2年前の某国滞在時に毎日
博論趣意書を書いていたとき以来だ)。

この感覚を常に研ぎ澄ますべく、今後も英語論文を主体に書いていくことに
しよう。とりあえずは今回出した概要の本文を6月までに完成させなければ。