外構工事ファイナル

長らく売りに出ていた自宅の隣接地(1000坪)が売れそうとのことで、
地元の管理会社から内々に話が来た。

これまで我が家は、その隣接地を通って公道から出入りしていたのだけど、
今後はそれができなくなりそうとのこと。
買主は従前どおり出入りしてよいと言っているらしいのだけど、
地元の管理会社の代表がとにかく隣接地を柵で囲いたいらしい。

管理会社の窓口担当の社員も造園屋さんも皆反対しているのだが、
どうにもこうにもその代表が固執しているらしい。

そこで妻と相談し、以前から管理会社にその利用を提案されていた、
庭の一部を使った車の出し入れをする(=駐車場所の変更)ことに決めた。
当初はそれに気乗りせず、しかも隣接地の一部を公道にする計画です、と、
(ここを買ったときに)管理会社が言っていたので、こちらからすれば
「約束が違うだろう」という話であった。

けだし、そうなってしまったのも、市役所が開発計画に対して二転三転した
ところもあるようで、管理会社だけを責めるわけにもいかない。

ところが検討すればするほど、庭の一部を潰して駐車スペースにする方が
いろいろと便利そうで、まさに「災い転じて福と成す」ケースになりそう。

結果的に昨日から馴染みの造園業者にお願いし、2本の大きな木の移植と
公道への接続部を重機で鋤取りしてもらった。
あとは砂利を敷き詰めてもらい、(玄関への進入口が変わるので)ポストを
移設してもらえば工事完了である。

つまるところ、我が家的には外構工事ですべきことはなくなる。
そういう意味で「外構工事ファイナル」になりそうな今回のドタバタ。

王子たちも大きくなり、以前ほど外で虫を捕まえなくなっているし、
(それはそれで寂しいのだが)、現状の駐車スペースだと雪が積もると
公道に至るまで10mくらい除雪しなければならなかったので、
私と妻のこれからの体力など考えると今回の選択肢は合理的だと思う。