専門について考える

現在、日本中の大学教員・研究者が思い巡らせ作業している
であろうことに、文科省のカケンヒがある。
勿論自分も出す予定。
というよりも最近は出さないと問題視されてしまうのだ。

自分は社会学のある領域を専門とするが、それは複合新領域
と言ってもよく、いつもどの領域で出すか頭を悩ませる。

そして自分には現在の研究関心というか、論文を書きたい
テーマが常に3~4あるといった感じ。

これまでは就職可能性を最大限にするため、そうした複数の
テーマ両立がいいと思ってきたけれど、これから先、とくに
長期的視点に立った場合、どれか1~2本に絞った方がいい
気もしている。
というのもプロの研究者となった以上、器用貧乏よりは
将来的にキバンAとかSを取れてしまうくらい専門化した
方が得策のような気もするからだ。

その場合どれに絞るか。
正直どれも興味があるので困りものである。
そんなわけで、毎年出せる1~2のカケンヒの季節を前に、
私はまた思い巡らせるのだ。